シルクスイート

  • 「シルクスイート」は、「春こがね」と「べにまさり」を交配して2012年に発表されたさつまいもです。果皮は濃い赤紫色で果肉はクリーム色。やや短い紡錘形をしていて甘味が強く、収量性に優れています。

利用法

  • 甘くて舌触りのよいシルクスイートは、焼き芋やふかし芋のほか、スイートポテトやプリンなどのスイーツにも最適です

ベニアズマ

  • 「安納いも」は鹿児島県の種子島で古くから栽培されている在来種です。おもな品種として皮の色が淡黄色の「安納こがね」と、皮が赤紫色の「安納紅」があり、ともに果肉はオレンジ色。加熱すると果肉は濃い黄色になり、粘質で甘味が強く、とろけるような口当たりが楽しめます。

    利用法

    • 安納いもは焼き芋のほか、ふかし芋や大学芋、タルト、芋ようかんなどにして食べるのがおすすめです。家庭で焼き芋を作る場合は、水洗い後、水分を残したままアルミホイルで包み、オーブンや魚焼きグリルなどで焼くとよいでしょう。焼き時間は30~60分ほどを目安に、太さに応じて調整してください。安納いもの焼き芋を冷やして食べても美味です。

ベニアズマ

  • 「ベニアズマ」は全国的に広く普及している品種で、特に茨城県や千葉県など関東地方で多く栽培されています。果皮は濃い赤紫色で、重さは230~500gほど。大きなものは700g以上にもなります。淡黄色の果肉は粉質でホクホクとした食感。繊維が少なめで甘味の強いさつまいもです。「紅あずま」や「紅東」と表記されることもあります。

    利用法

    • ベニアズマは、焼いても蒸しても煮てもおいしいさつまいもです。焼き芋や大学芋、天ぷら、タルトなどいろいろな食べ方で楽しめます。
      貯蔵期間が浅くて甘味が控えめなものは大学芋やてんぷら、お菓子などに調理し、十分に糖度が増したものは焼き芋やふかし芋などで自然の甘さを味わうのもよいでしょう。